ブルーライトで近視に!?近視の原因を探り視力低下を防ごう
昨今、ブルーライトカット対策のPCメガネやフィルムなどがたくさん発売されている一方で、
一方でアメリカの研究機関は、
ブルーライトは睡眠の妨げにはなっても、目を傷めるという科学的根拠はありません。
と主張しています。
ブルーライト(Bluelight)とは、電磁波の一種で、
ヒトの目で見えている可視光線の中に様々な波長の波が含まれ、ヒトはその波長の違いから色を認識しています。
可視光線の中でもブルーライトは波長が380~500nm(ナノメートル、1メートルの10億分の1)と最も短く、人間の目では青色や紫色に見える光のこと。
そして、
で書いたように、
・紫外線(400nmまでの光線・UV400)
・HEVo (High Energy Violet Light、380~420nmの有害光線)
・パソコンやスマートフォンから放出されるブルーライトの波長のピーク(450~470nmの有害光線)
とあり、睡眠の妨げになるのは、450~470nmで視力低下は関係ないという見解ですが。
まず、ブルーライトとは関係なく近視につながる原因は?
そもそも近視につながる原因は、
近くを見続けることでその環境に目が対応してしまい、目の構造が変化したため
と言われています。
近くを見続けることで目の水晶体が厚くなり、光の屈折率を変えてしまいます。
水晶体が厚くなるのは目の筋肉が近くを見続けることでその状態を維持してしまい、次に遠くを見てもピントが元に戻らず調整がつかなくなって近視という状況に陥ります。
目の中にあるルテインが酸化して不足。目の構造に変化?
当ブログでもたびたび取り上げているルテイン。
目の中に天然色素で、眼に対して強力な抗酸化力があるので、これを維持することで目の健康を守る役割がありますが、そのルテインは人間が持つ活性酸素が発生することで失われていきます。
活性酸素は人が普通に呼吸するだけでも若干量発生しているので、それだけでもルテインが酸化して不足する可能性があります。
昨今の幅広いブルーライトの有害な影響で更にルテインが不足して、近視になりやすい!?
LEDが今ほど普及する前であれば、ルテインが酸化された上に、目の筋肉が近くを見続けたことで調整がつかなくなり結果近視になってしまった。ということである程度説明がつけられると思いますが、LED普及後は照明であったりLED液晶テレビ・パソコン・スマートフォン・タブレットなどの様々な機器の影響によるブルーライトの弊害が出てきました。
先程も書いた通り、
液晶ディスプレイ自体の波長域のピークは450~470nmなのでその部分は視力低下と関係はないですが、HEVo(380~420nm)の光線は、450~470nmよりも目の細胞に影響を及ぼすエネルギーが強いので、放射量が少量であっても目の影響があることは考えなければいけません。
このグラフはドイツ・ドレスデン工科大学のリチャード H.W.フンク博士が行った動物実験で411nmと470nmの波長域を24時間照射した時に細胞死がどれほど起こったかのグラフです。
特に棒グラフの右側2つ、411nm 4.5W/㎡と470nm 4.5W/㎡を比較すると分かりやすいですが、411nmが470nmよりおよそ3.5倍ほどの細胞死が起きているとしています。
つまり、ブルーライトが視力低下と全く関係ないなんてとても言える状況ではないと言うことです。
まずはサプリメントや食事で十分に目に栄養を与え、
HEVの影響から目を守り、
原因を理解した上で、こういった必要な対策を講じれば視力低下は防止できるのではないでしょうか。
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