2年位前、2016年末に

Violet Light Exposure Can Be a Preventive Strategy Against Myopia Progression で、

Violet Light（バイオレット・ライト）が近視の進行を抑制する効果がある

と発表しました。

バイオレットライトとは、太陽光を分解すると7色の光になり、紫色の部分です。

近視の眼になると、眼球が奥に長くなりピントが合いづらくなり、その結果が悪い視力として現れるようです。

バイオレットライトが眼から入れると、網膜にあるEGR1（イージーアールワン）という遺伝子が活性化。EGR1が生み出す物質が眼球を長くすることを抑えてくれるという原理のようです。

ただし勘違いしてはいけないのは、

バイオレットライトは近視の改善・治療効果があるわけではなく、近視の進行を抑制する効果がある

ことです。

研究では、バイオレットライトを通すレンズを装着すると、年間で約20％の近視の進行を抑制できたということですが...

問題はバイオレットライトを屋外で1日2時間浴びなければいけないこと

近視の進行を抑制するためには、バイオレットライトを屋外で1日2時間浴びるということですが...

あくまで日の出から目安として正午までの太陽を2時間浴びなければいけないという条件です。

しかし、人々はいつもせわしい午前中に2時間も外で太陽を拝むことが可能なのでしょうか。

一応、部屋の窓を開けるというのは効果があるそうです。でもバイオレットライトは壁やガラスを通して入り込まないので、屋内にいる場合は窓を開けて窓際で作業しなければいけませんね。

www.jins.com

JINSでブルーライトをカットしつつバイオレットライト(360～400nm)を取り入れるレンズは発売されていますが、やはり裸眼のままで外にいなさいというのが今は現実的なのでしょうか。

やはり、屋内にいてもバイオレットライトを意図的に取り込むLED電球・ライトなどを開発するほうが効果があるかもしれませんが、とりあえずバイオレットライトを無視してブルーライトカットのレンズで視力を守るほうが近道のような気がします。

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まずは、参考リンク貼っておきますね。

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2019-05-16

本当？最強のブルーライトカット！？クリアレンズオークリー！？

ブルーライトカットコラム

f:id:antibluelight:20190414182855p:plain

当ブログでは、ブルーライトに関する題材のブログを毎日更新しているので、たくさんのブログネタを考えなくはいけません。

時には私が頭の中に浮かんで、読者の方にシェアしたいという思うような内容もありますが、私はAIロボットじゃないので時々ネタが浮かばない日だってあります(笑)

そういう時はやはり普通に検索していいネタがないかを探るのです(実話)

ヤホーで検索していたら(嘘です、グーグルです)、

matome.naver.jp

このようなNAVERまとめを見つけてしまいました。

最強のブルーライトカット... 本当なのでしょうか。

オークリーはレンズがすばらしい、紫外線のほか、ブルーライトもカット１００％
要するに、目に最も有害な光さえカットしてしまうのは、オークリーだけという事。

だそうです。

でも、毎日当ブログを食い入るように見ていただいている読者の方ならお気づきかもしれませんが、クリアレンズでブルーライトを100％カットと言い切るのは不可能なのです。

ここに完全なる根拠が記されていないのであくまで推定となりますが、視力に影響したり眼病の原因となるUV420の有害光線が100％カットされているということでしたらレンズがクリアであっても実現可能です。

ブルーライト 87％カット！？SWANSとエレコムらが共同開発のゲーミンググラス発売