ブルーライト?とDeep紫外線の違い?
日本の中でも本州・四国・九州・沖縄は梅雨の時期を経て、それが過ぎるとホンモノの暑い夏へと突入です。
当ブログでは日常、ブルーライトカットメガネの話をよくしていますが、目の周りだけではなくお肌のケアも大事であるという話もたま~にしていますよね。
過去投稿でブルーライトをテーマにケアとコスメの話を書きました。
それを関連してですが、いろんな言い方(商標云々で差別化したいところもあるかもしりません)で紫外線から肌を守ってくださいねということのアピールがあります。
今日はそこにスポットを当てて違いを探ってみたいと思います。
Deep紫外線
UVケアをしていたのに…、気がついたら焼けていた。
その原因は肌の奥深くまで侵入する「Deep紫外線」だった!
ということです。
このあたりやコスメの投稿でも触れていますが、
紫外線といえば400nm(ナノメートル)までの有害光線を指します。紫外線A波(UVA)・B波(UVB)は地上に届き、C波(UVC)はオゾン層に阻まれるので地上には届きません。400nmまでは紫外線A波(UV-A)ですね。
UV-Aは、真皮にまで届き、肌のハリや弾力を保っているコラーゲンなどの成分を破壊します。さらに、UV-Aは雲やガラスを通り抜けて私たちの肌にまで降り注ぐので、仮に太陽ギラギラの日ではない悪天候や屋内であっても、紫外線対策が必要なのはご存知でしたか。またUV-Aのなかでも、波長が370~400nm「ロングUV-A」は、肌の真皮の奥にまで到達し、コラーゲン繊維の破壊や炎症の原因になっています。
この「Deep紫外線」=「ロングUV-A」ということです。
ただし、富士フイルムさんの技術ではUV防御剤で、従来は、
紫外線吸収剤
●オクチルトリアゾン
●ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
●パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル
●ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
●フェニルベンズイミダゾールスルホン酸
●ポリシリコーン-15
●メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール
●t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
紫外線散乱剤
●酸化チタン
●酸化亜鉛
といったものを単純に混ぜ合わせているだけのところを
内側の紫外線散乱剤を外側で紫外線吸収剤でくるんでハイブリッド化したものだそうです。
SPFは紫外線B波(UVB、280~315nm)をどれだけブロックするかの指標で、最大が「50+」ですね。
PAは紫外線A波(UVA、315~400nm)をどれだけブロックするかで、
「+」「++」「+++」「++++」の4段階で判断してプラスが多いほど効果が高いということで「++++」が最大値ですね。
こういったところも踏まえた商品選びが重要なようです。
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40歳を過ぎるとブルーライトカットメガネ一本では無理
若い世代であれば、視力がそれほど悪化していないのであれば、ブルーライトからの影響を防ぐために、ブルーライトカットメガネをかけること。
既に視力が悪くなってしまっている人であれば、度がついた眼鏡で視力矯正をするという単純な考え方をしておけばいいのですが...。
しかし、人間40歳を過ぎるとなかなかそんな単純に行かなくなります。
40歳頃から始まる!?老眼
目の中には水晶体と呼ばれるカメラのレンズのような組織があり、遠くのもの・近くのものにピントを合わせる大事な役割を担っています。
近くのものを見る時は、水晶体をつりさげる毛様体小帯が緩んだ結果、水晶体の厚みが増してピントを近くに合わせることができます。
しかし加齢とともに水晶体が硬くなり、毛様体小帯が緩んでも水晶体の厚さを変えられなくなります。そのことでピンとを近くに合わられなくなるのが老眼です。
一般的に40歳頃から起こると言われています。
老眼は、近くの細かい字が読みづらい、近く→遠く・遠く→近くの距離が異なるものにピントをあわせることに時間がかかります。
老眼は加齢による生理現象で、老眼自体を治す方法はなく、老眼鏡をかける矯正する以外ありません。
用途に応じて、細かくメガネを変えていく以外なくなります。
ブルーライトカットメガネ一本では当然無理です。
老眼鏡を使わずに、見えないことを我慢してしまうと、そこに眼精疲労が加わって、目や頭が重い・頭痛・肩こり・食欲不振などの体調不良が起きるので、結局は軽視できません。
老眼になると、普段使い用、手元ピント用、運転用と、用途やライフスタイルに合わせたメガネ選びが必要で、疲れ目対策のサプリメント・目薬も必要になってきます。
できるだけ体調を整えるべく必要な対策を講じたいですね。
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ブルーライトカットレンズの基礎知識
今回はブルーライトカットレンズと言いますか、メガネレンズそのものの基礎知識についてです。
レンズの素材と違い
ざっくりと大別すると、眼鏡のレンズはガラスとプラスチックとなるでしょう。
ガラスレンズ
ガラスレンズは透明性に優れていて、キズと熱に強いので、古くから使われていますが、レンズが割れやすく更に重たいことが欠点です。
プラスチックレンズ
一方のプラスチックレンズは、ガラスレンズの半分程度の重さに過ぎず軽量で割れにくいのが魅力でレンズの表面処理がしやすくいろんなバリエーションを作ることができます。
でも、キズには弱く、長く使用すると経年劣化・変色が見られるので、買い替えが必要です。
(ただし、ガラスレンズと比べて格段に安価で買えるので、そこまで頻繁な買い替えが苦にならない)
ポリカーボネートレンズ
ほかでは非常に割れにくく、衝撃にも強いポリカーボネートレンズがありますが、光学性能がプラスチックよりも更に落ちるのでスポーツ用途に使用されることが多いです。
レンズの表面処理・コーティング
レンズの表面には、使う人がより快適に使えるように何層ものコーティングが施されています。これらのコーティングは表面にごく薄い膜を入れていてそれぞれに効力を発揮しています。
UVカット
紫外線を吸収する働きのある物質を浸透させて、有害な紫外線をカットし、紫外線から目を守る。これは最近では大半の商品に入っています。
ブルーライトカット
エネルギーの高い青色光を反射または吸収して目に対するダメージを軽減させます。
マルチコート
レンズ表面に金属質の薄い膜をコーティングして反射を抑えます。
特にブルーライトカット商品ではこのマルチコートがあるかないかで目の前の視野の見え方が全然違います。
マルチコートがないと特にレンズ裏側の映り込みが酷く、目に無用な疲労を与えかねません。
ハードコート
さきほども書いた通り、キズがつきにくいプラスチックレンズに硬質膜をコーティングして、キズつきを防ぎます。
撥水コート
脂や水を弾くような特殊なフッ素化合物をコーティング。汚れがつきにくいですし、表面の滑りがよくなるので汚れがついてもメガネ拭きで拭けば簡単に取ります。
ほかにもいくつかのコーティングがありますが、ブルーライトカットメガネに関連するところはこんなところです。
特に後ろの3つのコートがあるかどうかでかなり使い勝手が変わってきますので、気にしながら最適な商品を見つけてください。
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