なぜスマホやパソコンやタブレットにはブルーライトが必要なのですか?
今日は教えて! gooから拾ったこの質問に関する話題です。
まず、スマホとパソコンとタブレットにブルーライトがあって、テレビにはブルーライトがないというのは明らかな間違いです。
これらの映像の排出に使われているLED液晶そのものからブルーライトが発せられています。
現時点では液晶ディスプレイには白色LEDが使われているものがほとんどです。
しかし、LEDを使って白い光線そのものを出しているのではありません。
液晶から多彩な色を表現するために、いろいろな色の光を混ぜ合わせなければいけません。
すごく簡単に言うならば赤色・緑色・青色のLEDを混ぜ合わせた白色LEDです。
ただし、それらを均等に混ぜ合わせているのではなく、特に青色LEDの比率が高く、更により鮮明に表現するために黄色蛍光体を入れているようです。
この中でいうと、青紫・青色の部分、470nmくらいまでの波長の有害な可視光線が多く含まれているのでブルーライトの影響が大きくなると言えるのではないでしょうか。
この色の三原色の表からも分かるように"白"を表現するために青は欠かせないわけですが...
ただここからは私は専門ではないので、間違っていたらコメント等で連絡してほしいのですが、青の影響を抑えて(青を全部消すことは不可能)、つまり赤と緑の比率を上げてどれだけ鮮明な白が作り出せるか。その部分が見直されればブルーライトの影響というものは少なくなるのではないかなと期待していますが、1年や2年でどうなるという問題でもないですね。
個人的には白とイエローをうまく調合すると案外ブルーライト対策効果があると思っているので、レンズが黄色でブルーライトカット効果が高いものがもっと出てきてほしいと思っています。
ただ、それが日本であまり聞くことがないのは日本人はブルーライトカットに対してできるだけ透明でカット率が高いものを信仰しているフシがあるからかもしれません。
これが中国やアメリカなど別な国に出ると実用性重視で色の濃いブルーライトカット眼鏡でもどんどん受け入れてくれるんですけどね。
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え?本当!?ブルーライトが眠気を誘っている?
現在、スマホまたはパソコンを全く使わずに生活している人はどれだけいるのでしょう?
というくらいに仕事でもプライベートでも使いますし、1日じゅうパソコンの前に座っている人、仕事上フルタイムでパソコン作業という人は決して少なくないでしょう。
パソコンやスマートフォンなど光を発する画面をずっと見続けると、目の毛様体筋が収縮した状態が続いて、目の疲れ・眼精疲労を引き起こします。
仕事でパソコン作業を延々とやった上に、更に画面サイズの小さいスマートフォンを見ると、更に目が酷使されます。
これらは、1つの画面を凝視し続けるモノの見方の問題もありますが、画面から発するブルーライトの影響も大きいものと思われます。
目が疲れると、今度は眠くなってきます。
え?ブルーライトは覚醒作用があるはずだけど、なぜ眠くなる??
網膜が強いブルーライトの刺激を受けると、ヒトの脳は"朝だ"と判断して睡眠を司るホルモンであるメラトニンが抑制されて覚醒して、刺激が減少すると"夜だ"と判断して逆にメラトニンの分泌が活発になります。
その一方で、目の毛様体筋が収縮して目が疲れてくると、ヒトの脳が"少し目を休ませよう"と信号を送るので眠くなってきます。
この目の疲れと眠気に関係するのが、自律神経です。
自律神経は、われわれ人間の生命活動に深く関わっていて、ヒトの排尿・排便、心拍・呼吸、血管収縮、発汗・体温調整といった内臓・血管の動きをコントロールしています。
しかし、この自律神経は手や足などの筋肉を動かす運動神経とは違い、自分の意志ではコントロールできない無意識に働いています。
自律神経には、交感神経と副交感神経に分かれます。
交感神経は"闘争神経"とも言われ、日中に優位に活動するための緊張モード。
副交感神経は"休息神経"とも言われ、主に夜間に優位に活動するためのリラックスモードです。
両者はどちらかが活動すると、他方は抑制されることでバランスを保っています。つまり夜良い睡眠を獲得するためには夜に副交感神経が優位になるのがベストです。
ブルーライトが引き起こす自律神経への影響
毎日続くパソコンやスマートフォンの画面から放出されるブルーライトによって目の疲れが慢性化して自律神経が乱れてきます。
そういった影響を最小限に留めるためには、定期的に目を使うのをやめて、10分でも15分でも仮眠すれば目ははっきりしてきます。
しかし、必要な休息を行わずに目の疲れが慢性化、自律神経が乱れることによって引き起こされた眠気だと、何回休息を取ろうが眠気が取れずにかえって眠くなってしまい改善に時間を要します。
自律神経の乱れから症状が悪化する前に対策を!
乱れてしまった自律神経が、夜の睡眠に影響を与え、本来眠らなくてはいけない時間に眠れない、本来活動しなければいけない昼間の活動中に眠気が出る。
明確なサーカディアンリズム・体内時計の乱れが起きている状況なので、ここまでの状況ともなれば医師への相談も必要となってくるでしょう。
まずは、パソコン・スマートフォンを必要以上に操作し過ぎず、目が疲れてきたと思った時点で目を休息させることが重要。
目が疲れていると自覚があるのに、それでも無理をしたら更に深刻な状況に陥るということを覚えておかなければいけません。
目が疲れたと思ったら、目を休息させるアイマスクや目のマッサージ、ブルーライトに効く目薬をさしたり、ブルーライト対策のPCメガネをかけることが重要です。
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ブルーライトとうまく付き合うため!?LED照明をどうコントロールするか
今更改めて言うほどのことでもないかもしれませんが、日本ではLED照明が急速に普及して従来の蛍光灯・蛍光ランプを使ったものが減る一方で、LED照明が確固たる地位を築きつつあります。
なぜこのような現在になったか。一般的な理解としては従来の照明よりも省エネルギー・耐用期間が長いというところでしょうか。
LED照明にはほかにも長所があって、それを生かした照明を導入することで私たちの生活空間に安全をもたらして、私たちが安心して暮らせるだけでなく、健康的な生活を実現できます。
LED照明にすると何がいいのか?
LED 照明の最大の長所は調色できる・光の色を変えられることです。
皆さんのご家庭のリビングの天井中央にシーリングライトを取り付けているという方は多いと思います。LEDを用いた高機能シーリングライトを使うと、ライトに付属されているリモコンを使って簡単に調色できます。そして調光・明るさまではコントロールすることができます。つまり、それぞれの生活の場面に応じた空間の雰囲気をLED照明によって自身の手で簡単に変えられるというのは大きいですよね。
例えば、こういう商品を使って...
1日の生活のサイクルの中で、どのように照明をコントロールしていけばいいのでしょうか。
LED照明のブルーライトをコントロールして体内時計を整えよう
人間は体の中にサーカディアンリズムとも呼ばれる体内時計を持っていて、24時間に近い周期の生活リズムを持っています。
しかし、それは24時間に近い周期というだけで、地球の24時間周期とは当然ながら同期しておらず、実際は24時間より少し長いことが知られています。
これを地球の24時間周期にリズムを合わせるためには、
朝の太陽光に含まれている青色光を取り込む
ことです。これをLED照明を用いて人工的に取り入れます。
朝目覚める少し前から青色成分(ブルーライト)の多い光を使います。具体的には昼光色・昼白色と呼ばれる光、波長域で言うところの430~450nmを徐々に増やしていきます。
ブルーライトが多い照明はヒトを覚醒させて作業効率を高めるので、朝から夕方前であれば有益に作用するでしょう。
従来型の蛍光灯では波長域550~600nmあたりの光源が強く、明るさ・まぶしさを重視していましたが、ブルーライト領域からは外れているので人間のサーカディアンリズムに影響はありませんでした。
そして夕方から就寝・消灯するまでの時間は、1日の仕事・学業から解放されて睡眠へと導くための安息時間です。昼間とは真逆でブルーライトを少なくすることが大切です。電球色でオレンジ色で温かみのある色を使い、明るさも少し暗くすると良いでしょう。
まだ地上にいて、日中は太陽光が取り込める環境にいるならいいのですが、地下で仕事している人などはLED照明のコントロールは体内環境を整えるためにも大切といえそうです。
夕方から就寝・消灯するまでの時間の照明をコントロールできない環境にある場合は、どうしてもブルーライトを効果的にカットするメガネを使って体内時計を整えることも必要です。
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